幸せな人生を歩んでほしいがゆえに親は子供への教育にも真剣ですが、学校での勉強だけは教育ではありません。もっと身近なところにあるのが教育であり、当たり前に繰り返す毎日の生活と子育ての中に、教育の基本は存在をします。まだよいことと悪いことの区別が完全につかない子供は、特としてはしゃぎすぎたり誤ったことをしでかしがちです。確かに行けないことをしたら叱ることは必要ですが、その行為が過度になってはいけません。あまりにも過度に叱りすぎてしまうと、今度は親のご機嫌と顔色伺いをするようになります。自立していない幼い子供が生きていくために、自分の親だけが頼りです。その親を怒らせて機嫌を損ねてしまうと、自分が安全に生きていく手段を無くします。深く難しいことを子供はわかっていませんが、本能的にそうした思いを心に持ち始めるので、思ったことを口にしなくなるかもしれません。おびえることによって心を閉ざしてしまったり、健全な自己肯定感を育むことさえできなくなります。叱ることが必要な場面はありますが、過剰に叱りすぎないこと、頻度も頻繁にならぬように親は注意が必要です。逆に過剰に子供に期待をかけすぎないこと、期待をかけすぎて本人の感情を押し殺すようでは元も子もありません。兄弟がいるとどうしても親としても、ついやってしまうのが比較です。誰はできるのに誰はできないと、比べられることは大人だっていやなものですが、素直な子供は比較された親の言葉で傷つきます。自分を肯定する気持ちは下がり、モチベーション低下によりやる気を失うこともあるので要注意です。親が将来を夢見るのは自由ですが、最終的に決めるのは成長を経ていく子供であり、思う存分関心のあることにチャレンジをさせてあげること、自分の好きなことなら頑張ることができます。親の言葉は子供には絶大ですから、些細なことでも何か出来たら褒めてあげることです。やる気アップにもつながりますし、前向きな考え方ができるようになります。